老健について

おばあちゃんの病状は退院が出来るほどに回復しつつある。
手術前の衰弱に比べると目の輝きが違う。話す相手の目をキチンと見て話せるようにもなった。
病院に行くのに張り合いや楽しみも増えてきた。
食事が3分粥なので普通食になるまで、そして、ベッドから車椅子までの移乗が出来るまでもう少し時間がかかるかな?と、思っていた矢先
「術後の経過も完治しております。退院を視野に入れて下さい」と医師からの説明を受け、
嬉しい気持ち30%不安な気持ち70%だった。


体力的にはかなりの衰えを否めない。2ヶ月もベッドに伏してたわけですから、しょうがないのかもしれないが・・・・このまま退院したとして、

果たして寝たきり状態にせずに看病出来るだろうか?・・・自信がない。
その上、骨粗鬆症が進んでいるおばあちゃんをベッドからの乗り降り時の移乗がスムースに出来るだろうか?・・・以前移乗介助で肋骨にひびが入ったこともあるので自信がない。

医師の「直接自宅への退院ですか?それとも、ワンクッションおいてどちらかへ?」の質問についても

「ワンクッションおいてどちらかへ?」この問いかけの意味が良く理解できずにいた。そこで、お世話になってる、ケアマネージャーさんに相談して、老健
の説明をうけて、夫や、夫の姉妹とも相談の結果、ベッドまでの移乗が出来るまで老健*1の御世話になる方向で話を進めることにし、
早速、
老健探しを始めた。勿論病院内にもケースワーカーさんがいらして相談に乗ってくれるのだが
取りあえず、知人をたよっての老健に書類提出のため、お願い方々説明を受けてきた。
今はどこもいっぱいで、半年〜一年待ち状態だそうです。
では・・・・待ってる間おばあちゃんは入院していられるのだろうか?
「4月に新しい施設が開業するので、多数の移動が見られるかもしれません」
この言葉に期待して、少しでも早く入所出きるよう祈るしかないのっですが・・・
昨日ケースワーカーさんにお願いして、今は、院長先生の返事待ちになっている。

寝たきりのお年寄りをかかえる家族は本当に大変です。本人もまた、それ以上に楽しみが半減し、
大げさに言ってしまったら生きているだけのような生活になってしまます。まだ、介護保健制度のなかった30年以上前になりますが・・・・一時期ですが、長女・次女・そして、脳軟化で倒れて寝たきりの義父。3人のオムツの世話で明け暮れた経験からよくわかるのですが・・・

その為にも、なんとかここでもう一回おばあちゃんに頑張ってもらいたいのです。
今は、ひとつひとつ考えよう!
老健入所できるように祈ろう!  そして、おばあちゃんの体力回復を祈ろう!

*1:高齢者にリハビリを行い、自宅に戻って生活できるようにすることを目的とした老人保健施設